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JSPA発足にあたり

更新日:2021年6月19日

JSPA(日本ショー&パフォーマンス協会)発足にあたり

まず初めに、

JSPAは、現状パフォーマーではないメンバーで本業の傍ら、手弁当で運営しております。

既存のいずれかの団体、個人、組織に帰属、協賛を頂いている組織でもなく。

あくまで公平な立場で設立され、今後も公平性を保ちながら、運営していく所存です。

たくさんのご賛同のお声がけについて、大変ありがたく、運営していく活力になっておりますので、引き続き応援頂けましたら幸いです。


さて、

現在、ショー&パフォーマンス業界では


サーカス、マジック、サウンドパフォーマンス(ヒューマンビートボックス、ブラスト、リズムetc)、身体パフォーマンス(コントーション、アクロバット、エアリアルetc)、アートパフォーマンス(影絵、スプレーアート、サウンドアート、サンドアート)、スポーツパフォーマンス(トリッキング、ダブルダッチ、スラックライン、パルクールetc)、その他など


様々なジャンルがあり、それぞれの表現が地位を確立しています。

私自身が、様々な業界やジャンルを行き来しながら仕事をしていたもので、それぞれの活動の場の近さを感じながら、本来であれば共有できる有益な情報を、お互いに交換できる機関がないことや、ショー&パフォーマンス業界の受け皿になるところがないことを肌身で感じておりました。

フランスではIntermitent de spectacles、アメリカではパフォーマーのためのUnionなど弊団体のような組織があり、日本にもあれば、ショー&パフォーマンス業界が益々発展するのではと思ったことが発足の始まりでした。

(とはいえ、作るのはゆくゆくのことと思っていたのですが。)

昨今の新型コロナウイルスの感染拡大の煽りを、この業界も受け、

パフォーマーやアーティストが自由な表現活動が出来ない状況となり、

業界の体制の脆弱さが露呈し、その必要性を再認識しました。

そんな中、舞台芸術の現場で様々な繋がりや、

演劇界の方の後押し、芸団協や東京都の方のご協力もあり、たった1人の小娘ではありますが、設立に至りました。

「文化芸術活動の継続支援」の第一次選考にてすでに申請された皆様もいらっしゃるかと思います。発足が間に合わなかったことで、お役にたてず、申し訳ありませんでした。

様々な業界内外でショー&パフォーマンス文化の火が消えないような動きがあったことや、長い目で見て即席の組織にはせず、今後も継続してパフォーマー及びアーティストの皆様を支援出来る組織にするための準備と、覚悟を決めるのに、時間がかかってしまいましたことを謹んでお詫びいたします。

「文化芸術活動の継続支援」の第一次選考を終えて申請数の少なさを知り、また経済的に活動をフォローアップできるところがないことを受け、第二次選考に一人でも多くの方が申請をする手助けができればと思い、急遽、遅くなりましたが発足致しました。

生まれたばかりの組織で、準備が間にあっておらず、至らぬ点も多くあり、模索しながら動いておりますが、目指すべき地点はこの業界の発展です。

今回のサポートに限らず、必要な分だけ少しずつ動いて参りますので、長い目で見て、ご指導ご鞭撻頂けますと幸いです。


2020.8.12

MIKI Tφchico

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